10ノット真鯛 極
日本三大急潮流の来島海峡周辺で育ち、11~3月に宮窪港で水揚げされ、サイズや一定の選別・出荷基準を満たした天然鯛です。潮流にもまれて育った鯛は、身質が引き締まっており、筋肉質です。
産物への愛(産品の特徴)
11月~3月の寒の時期に捕獲された真鯛のうち、JFえひめ宮窪支所に所属する漁師が目利きをして、①尾びれ、背びれがしっかりととがっている、②色味がきれい、③鼻の穴の繋がっていない、④1,5~2.0キロサイズの真鯛を「10ノット真鯛 極」として出荷しています。
人・環境への愛(安全・安心)
漁獲した真鯛は、暗室の生け簀で一晩寝かせることで、体内から老廃物や疲労物質を排出します。その後、動脈を切り、生きた状態で血抜き・脳締めを行った後、高圧パイプで伝達神経である骨髄をすべて洗い出します。締め処理後に、死後の体温上昇を抑えるため、海水氷に漬け、魚体を冷やし込み、体内の心温(中心温度)を下げます。運送は、サイズにあった保冷BOXに下氷、プチプチ、濡れ新聞、魚体(真空包装)、濡れ新聞、パーチの順に挟み、直接魚体に氷が接触しないように丁寧に梱包して出荷します。
ふるさとへの愛(歴史・伝統)
今治市宮窪町は、今治市の大島の東部に位置しています。宮窪町の沖には、村上水軍の本拠地である能島があり、古くから漁業が盛んです。来島海峡は、日本三大潮流の一つであり、潮の流れは最大で10ノット(時速18キロ)以上にもなり、「10ノット真鯛 極」の名前の由来にもなっています。
生産団体 | JFえひめ宮窪支所 |
---|